ティータイムが世界を平和にする。
世の中の全てが速すぎる。
朝起きて、何か考え、ご飯を食べながら何か考え、車を運転しながら何かを考え、寝る前に何かを考える。
気づいたら1週間が終わってる。
はやいはやい。
疲れちゃうね。
なんでこんなにも速いんだろう。
なんか最近、早口の人が多い気がするし。
脳の中もフル回転なんだろうな。
【出来る人ほどレスが速い!】みたいな記事とか最近よく見るよ。
確かにそう思うな。
でも、疲れちゃうよね〜。
無理だな〜て思う。
僕は。
なので、スピード社会から脱落することにしました。
どうも。スピード社会脱落者です。
今の社会を作ってるのは、スピード社会に適応できてる、スピード型人間のおかげだと思うし。
返信早いと、助かるし、安心する。
だから、僕がスピード社会から降りたからといって、線を引かないでほしい。
僕は協力したい。
適材適所。
脱落者であり、参加者である。
僕は、スピード社会で頑張る人たちのサポート役にまわろうと思う。
疲れた、精神と体力を整えて、また戦場へと送り出す仕事。
極上のティータイム屋さんだ。
戦場で負傷した兵士を、まるでお家の中、お母さんに包まれるような安心感と、癒しを提供する、衛生兵である。
まずは、空間づくり。
母に包まれるような、安心感と癒しを与えられるデザイン。
ヒントは沖縄にあった。
それは、亀甲墓という、独特な形をしたお墓だ。
これを見て、デザインの意味を知った時に、これだ!と思った。
亀甲墓
この形は、お母さんが、踏ん張って、赤ちゃんを産んでる時の、赤ちゃんから見える光景だそう。
丸いところがお母さんのお腹で、左右の曲線のところが、踏ん張って、曲げている膝。
母から生まれ、そして母の元に帰る。そういう意味があるんだよ。と、近所のおじいが教えてくれた。
本当に、沖縄の人は、感性が豊かだと思った。
さっそく、石を集め、土を掘り、土を盛り、石を積んだ。
まだ制作途中だが、だんだんとゴールが見えてきた。
木や薬草を植えて、小さい森になる予定。
そして最近、戦友が訪れてきた。
村人のけーい。
彼は今、巨大な巨神兵と戦うために、日々、ハイスピード空間に飛び込んでいる。
いつもは、目の奥に、虎を宿しているかのように、ギラギラしているが、今日はとても、疲れている様子だった。
僕ができることは、この戦友を少しでも回復させて、現場に復帰させてあげることだ。
さあ、さっそく、こちらへ、どうぞ、どうぞ。
本当は、栽培中の極上のカモミールティーを飲ませてあげたいが、収穫はまだまだ先。
面白いことに、ただ好きだから、という理由だけで、カモミールの栽培をはじめたのだが、後々、調べてみたら、花言葉や、効能がぴったりと、怖いほどに、僕のやりたいことに当てはまっていた。
カモミールはマザーズハーブ(母の薬草)と呼ばれているらしく、。 花言葉は 「逆境に耐える」「苦難の中の力」
効能は、自律神経を安定させ、ストレスの軽減、不眠症の改善、生理痛やつわりなどにも効果があるそう。
さらに、植物のお医者さんという名前もあるらしく、カモミールの近くに生えている、弱っている植物を治してあげるらしい。
神か。
収穫が待ち遠しい。
今回は、ヨモギとオオバコをブレンドした、野草ティーを飲ませた。
効果はよくわからないが、ヨモギとオオバコだから、とりあえず効きそう。
さあ、お飲みなさい。
癒されてる、癒されてる。
うんうん、いい感じ。
30分ほど、癒されて、彼はまた、戦場へと戻りました。
ふー、良い仕事した。
最近のカモミールの様子。