久しぶりの怖い体験。あいつがやってきた。
書こうかどうか悩んだんですが、皆んなも知っといた方がいいと思い、書くことにしました。
なぜか、眠りにつけなくて、ソワソワしていた。そんな時に、それはやってきた。
やってきたというか、もともと、いたのだ。
そいつは、そこに、ずーっといた。
見ることはできないが、はっきりと、いる、と感じるのだ。
僕は、知っていたのに、ずっと知らないフリをしてきた。
東京から、沖縄に来ても、やはり逃げることはできなかった。
今日だ。今日、こいつと決着をつける。
勇気を振り絞るんだ。
午前2時、宣戦布告。
決意して、ベッドから飛び起きる。
隣で寝ていたりーなが、どうしたの?と不思議そうに聞いた。
少し、やらなければいけないことがある、だから先に寝ててくれ、と言った。
カッコいい勇者のようだ。
戦うと決めたのだ。
こいつと。
5年前から、僕に取り憑いてるこいつを、今夜、追い出す。
ずっと僕の体内に居続けている、、結石を!!
あの時は、僕が、オンラインゲームに人生を注いでいた時期。
いつも通りゲームをしていたら、急に、背中に違和感を感じた。
鈍痛。
1日15時間ほど、同じ体勢でゲームをしていたから、寝違えたのか、ヘルニアにでもなってしまったかな、と思い、ゴロゴロ転がって、体勢を変えてみたが、全く良くならなかった。
良くなるどころか、痛みはどんどん激しくなっていき、背中から、下腹部の方まで激痛が続いた。
どんな体勢になっても、激痛と吐き気が止まらなかった。
僕は、本気で何かヤバイ病気にかかってしまって、死ぬと思い、意識朦朧になりながら、スマホで原因を調べた。
のたうち回り、何度も痛みで気絶しかけた。
早く、病院へ。
親に緊急で病院に連れてってもらい、症状を話したら、尿管結石ですね。と言われた。
グロッキー状態の僕に、看護婦さんが、どこが痛いですかー?ここですか?ここですかー?
と背中に手を当てていた。
はいそこです。と言うまえに、看護婦さんが、背中の右側の、腎臓らへんを力いっぱい叩いた。
急に叩かれたものだから、息ができなくなったし、ものすごい吐き気がして、トイレに直行した。
何しやがる、何をしやがる
涙目になりながら、トイレでオエーオエーしていたが、急に痛みが無くなった。
やった、治った!
本当に、さっきまでの痛みが嘘みたいだ。
きっと吐いたおかげで治ったんですね!と言ったら、いや、結石は口からは出ないよ。と言われた。
え、じゃあ何で。
検査してみます。
えー、レントゲンの結果、石が見当たりません。きっと、叩いた衝撃で、動いて、どこかに隠れちゃったのでしょう。
えー、、
そう、あの時のあいつがきたのだ。
この、残尿感と、違和感は間違いなくあいつだ。
だが、今回はしっかり作戦を用意する。
その後も、何度かあいつが現れて、もう嫌だー!と、とっさに風呂に入ったら、なんと、かなり楽になった。
きっと、温まることによって、血管が広がるからだ。
ちなみに、痛みの原因は、尿管に石が詰まることによって、尿が溜まり、腎臓が圧迫されるからとかそんな感じ。
水分を取らないとなりやすくなるみたい。
僕は、ゲーマーだったから、水分なんてほとんど取ってなかった。
はなしを戻して、だからまずは、暖かい風呂を用意する。
次は、禁断の魔術書に書かれていた、ドクダミ茶を用意する。
魔術書
ドクダミ茶を飲むと、勢いよく石が飛び出してくる、と書いてあったのだ。
いやー、本当に薬草のことを勉強していて良かった。気休めにしろ、安心感が違う。
世界は、もっと薬草園を作った方がいい。
そして、たまたま、売店のおばあちゃんに、ドクダミをもらって、取っておいたのだ。
10分ほど煎じて、飲みまくる。
利尿作用が凄すぎて、何回トイレに行ったことか。
いつ出るのか。
はあ、ブログでも書きながら、待つか、と気付いたら4時になっていた。
いつのまにか、残尿感もなくなって、スッキリしてる。
うーん、ただの膀胱炎なのか。
それだったら幸せだ。
あーー、健康ってだけで、本当に幸せだ。
痛くないって素晴らしい。
尿管結石は、三大激痛の一つで、七転八倒の苦しみ。と言われてます。
なので、皆さん、水分はとりましょう。
おやすみなさい。